カステラバイト、一日目。

あああ・・・今すごく、久々な、販売の仕事特有の、足とノドの疲れを懐かしみ、噛みしめております。


カステラバイトは、思ってたとおり、割と簡単なお仕事でした。

隣で屋台のアニキがカステラを焼いてて、私は通りかかるお客さんに「どおぞー、おいしいですよー、いかがですかー」なんつて声かける。たまに屋台の前で「試食いかがですかあ〜、いろんな味があるんで良かったら見てってくださいねえ〜」なんつて、試食のカステラを手渡しながらカステラ勧誘する。お客さんが買いにきてくれたら袋にカステラ詰めて、手渡してお金をもらう。その袋のシール貼り。ときどきカステラの健康状態(時間がたって乾いて固くなっていないか)をチェックし、病みカステラ(パサパサ OR 固い)を除去す。以上。


いっこだけむつかしい事があるんだけど、それはいろんな味のカステラを袋に詰めるとき。
6種類あるベビーカステラを85個(1500円)買ってくれるとき、
「じゃあカスタードが25個でぇ、チョコが10個でぇ、チーズは5個だけでぇ・・」とか言われる。
で、詰めるときは、5個ずつくらいで味変えながら詰めなきゃいけないワケ。
そじゃないと、食べてるときにおなじやつばっかでてくるから。
なので5個ずつ、カスタード、チョコ、カスタード、チーズ、カスタード、チョコ・・・て入ったり来たりで詰めるんですよ。もうね、気を抜くと、何を何個までいれてたかの記憶がトびそうになんの。
まあそれはそれで楽しいんですけどね。脳のトレーニングみたい。


今日は悲しいほどに売上が低かったようで、カステラのアニキはぐたーっとなってました。
気温が高いとカステラは売れないんだって。屋台から熱気がむんむんしてるものねえー。

気さくで快活なアニキは大阪の人で、四国のあちこちのマーケットを渡り歩いてカステラなどを売っているらしい。
カステラなどのお菓子を作ってる、関西のとある会社にお勤めらしい。
明日はアニキの願いどおり涼しい気候になって、カステラたくさん売れたらいいなあーと思う新妻です。


でもあんまりいっぱいお客さんきたら大変だから、ぼちぼちでいいよなあーとも思う新妻です。えへへ。