ふらり直島2人旅

gccrbass2007-02-18

金曜〜土曜の1泊2日で、直島に行ってきました。


一日目。
夕方、直島に到着。船着場で巨大な南瓜(赤)を発見。直島にきたんだー!とテンションが上がる。
宿泊者専用シャトルバスに乗って宿泊予定のホテルへむかい、さっそくチェックイン。


ホテルの中は美術館ぽい雰囲気で、しかも去年建ったばかりなので非常にきれいで木のにおいがして、とても気持ちのよい空間でした。
お部屋はほど良く広く、清潔で無駄が無いけどあったかい雰囲気。しかもアメニティーは多分?モルトンブラウンです!新婚旅行で泊まった金沢の旅館に置いてあったのと、匂いとか使用感がおんなじだったから。
ベッドも枕も、新妻の29年の人生の中でもっとも気持ちよかったです。


チェックインしてからすぐ、地中美術館ジェームズ・タレル「オープン・スカイ」ナイト・プログラムに参加。
四角く切り取られた天井から見える日暮れの空の変化を、じわじわと変化する部屋の照明とともに鑑賞する、実に不思議に幻想的なアートでした。
ちなみに新妻は、前々日からの花粉症で睡眠不足&疲労困憊だったため、空の変化の様子が動画じゃなくてコマ送りなかんじに見えてました・・・上マブタと下マブタがくっついたり離れたり・・・。途中からすごく面白くなってきたので、後半の20分はしっかり動画で見えたんですけどね。
コマ送りで見といてなんですが、良かったですヨ!次は最初から最後まで動画で見たいものです。



その後、ホテルに戻ってとなりの棟にあるテラスレストランで夕食。

  • アボガドのムース
  • カルボナーラ
  • フランボワーズドレッシングをかけたサラダ
  • 和牛の煮込み(旦那様は白身魚のムニエル)
  • パン
  • いちごムースを包んだクレープ

をいただきました。やわらかいお肉がおいしいよー。ぜいたくだぁ〜。
食前酒はキールロワイヤル。お酒ちゃんと飲むの久々〜・・・おいしいー(妊婦なので1/3は旦那様に飲んでもらったけど)。


食後は部屋に戻りお風呂。
浴槽はユッタリサイズで、新妻のようなちびっこが足を伸ばすと届かないから滑って溺れそうになります。
洗った髪は自然にツヤツヤしているし、体もなーんもクリームつけなくってもちっとも粉ふかないよ!水が違うのか?それともやはりモルトンブラウンの実力なのか?


お風呂の後は、ホテル内のラウンジへ。
静かでほの暗く、ガラス越しに照明に照らされた屋外アートが遠くに見えます。
何とも贅沢な夜でありました。




二日目。
7時半に起床。身支度してシャトルバスに乗り、ミュージアムレストランへ朝食にむかいました。
初日の夜がテラスレストランだったので、違うところのほうがおもしろいかなーと思ってミュージアムレストランにしたのでしたが、これが我ながら良い選択でありました。

  • スクランブルエッグ(目玉焼き)
  • サラダ
  • ウインナー(ベーコン)
  • ドライフルーツとナッツの入ったシリアル(薄切トーストとパイ生地のようなクロワッサン)
  • ズッキーニのソテー
  • パイナップルヨーグルト
  • オレンジジュース(グレープフルーツジュース
  • 紅茶(コーヒー)

()内は旦那様のチョイス


外の景色を眺めながら、美味しい朝食を堪能。特に旦那様に分けてもらったクロワッサンはパリパリで美味しかった。
このレストランはミュージアム内にあるので、朝食後はミュージアム内の展示品をのんびり鑑賞。
気軽に触れるようなところに、なんとなく展示されてるところが良い(もちろん触っちゃいけません!)。
ごはん食べるついでにアート鑑賞っていう肩の凝らない気軽さが良い。


ミュージアム鑑賞後は、オーバル棟へ続くモノレールに乗ってみたりして、それからホテルへいったん戻る。
ちょっとくつろいでから身支度し、チェックアウトを済ませて地中美術館へむかう。



地中美術館ミュージアムの展示物と趣が異なる。
展示スペースがまるごとアートになっており、展示されている作品数も3人の作家の作品のみ。
どれもおおーってかんじでしたが、特にモネが良かった。
ついでに、美術館のチケットセンターから美術館までの道のりにある「地中の庭」てのが、やたらかわいかったです。ちまちまと様々な、たくさんの花が植えられてんの。いちいちかわいーの。



じっくり鑑賞した後、館内のカフェにてお昼ごはん。
旦那様はサンドイッチ(やわらかいパンに卵やチーズがはさまっている)、私はタルティーヌ(バゲットの上にソーセージなどを乗せてざくざくに焼いたもの)をオーダー。ついでにバナナアイスののっかったクラフティをデザートに。
のんびりとランチを楽しみながら、外の景色を眺めると・・・・・大雨です。
午後の予定は切り上げて、早めに引き上げることにしました。



ホテルに戻ってから、雨の中どーーーーしても見ておきたかった巨大南瓜(黄色)を撮影しに行き、
寒さに震えながらシャトルバスに乗って、フェリー乗り場へ。
予定より短い滞在時間でしたが、非常に、楽しく満足な旅でありました。



旅の間の、あまりの寒さと雨のせいで、翌日は布団から出られないほどにダウン。
しかし布団の中でベネッセハウスや地中美術館のパンフを眺めながら、
「次はここにもいってみよう・・」「ああ・・・コレ良かったな。次もこよう」と旅の思い出に浸り、次の旅の計画を綿密に練る新妻でありましたとさ。




☆新妻なりの、直島へ行く人へのアドバイス

  • 坂道などが多く、何をするにも徒歩がある程度強いられるので、動きやすい服装と滑らない靴で。
  • 建物内で過ごすつもりでも、屋外にでなければならない場面に何度か遭遇します。できれば気候・天候の良い日に行ってください。2月の雨は過酷でした・・・。
  • が、その分オフシーズンはどこ行ってもほどほどに空いていて、それはそれで快適。
  • 全体的に体験型の旅になりますので、足腰の丈夫なうちに、好奇心旺盛なうちにどうぞ。